今日は、

蒲田演劇工場公演
「思い出を売る男」

を観に行ってきました。

頂いたチラシに書いてあったあらすじをここに記させて頂きます。
敗戦後のある都市、盛り場の裏街が舞台。
一人の男が古風なオルゴールとサクソフォンで『幸せだったころのい出』を売っている。
男は街中を探し回りようやくこの商売にもってこいの場所に辿り着いた。
灰色の壁とほの暗い街灯の光、そして静けさが必要だった。
戦争は終わったものの、みんな傷を抱えてうごめいている。
男はその傷を、美しいサクソフォンのメロディーでなぐさめようとする。
登場人物が繰り広げるそれぞれの思い出のストーリーが異様に再現される・・・・・・・・・・・・・・。



思ったより短く一時間の劇。
率直に感想を言えば、かなりおもしろかったです。はい。
蒲田演劇工場って、イメージがね、
日本○学院を卒業して舞台活動の機会に恵まれない若い人たちの演劇集団だと聞いていたから、
・・・・・・・どうなんだろう?
って思ってたんだけど、
・・・・・かなりいい。

細かい所を言えば、
まぁ、多少滑舌の悪い人もいたけど、
一人一人自分の役を普通にこなしてるところがいい。
際立った事は特にないんだけど、
あぁ、なるほど。
って思うくらい細部まで違和感がなかった。
特に、乞食のおじいさん役の方(舞台あいさつする時に最後に迎えられてたから特別ゲストか、先生かな?)がすごくよかった。
やっぱりね他の人達と違うの。何かが。
これが舞台経験を積んだ人なんだなって思う。
舞台に現れた時は眼鏡をしてたんだけど、
新聞か何かを読もうとした時、
眼鏡を頭にかけたの。
おじいさんって大抵の人は老眼だから
眼鏡を外してわざとそういう動作をしたのかなって。
お年寄りの方って、細かい字を読む時、眼鏡を頭にかけるじゃない?
その動作。
でも、この乞食のおじいさん役の方もおじいさんだから本当に老眼だったのかも(笑)

ラストは言えないんだけど、
かなり斬新だった。戦争の怖さを感じました。
でも、ずっと考えてるんだけど、
何を伝えたかったのか私には読めなかった・・・orz


由貴えりの独断と偏見による評価は
10点中9.0点
もっと点数上げてもいいんだけど
これからもっとおもしろくなることを期待してこの点数にしました。




最後にどうしても言いたいこと。
マナーについて。

始まる前に携帯とか音の出るものの電源をoffにしとくのは当たり前だから何も言いません。

実際、私の後ろの席の人が多分、日本○学院の生徒さんたちで、
観客全員に携帯の電源を切って!とは言えないらしく、
一人の生徒さんが電源切った?切った?と、
見せしめの為か、他の生徒さん全員に聞いていらっしゃいました。

・・・・・それはいいんです。むしろ、ご苦労様。

だけど、劇中、
静かな場内で

指を鳴らすのは辞めて下さい!!!

ポキッ、ポキッ、ポキッ、ポキッ、ポキッ・・・・・・・・・・・
五月蝿い(ーー;)
挙句の果てに隣の男の人も。

皆さん、静かな場所では気を使いましょう。

私なんて、映画館でのポテチは唾液で溶かして食べるよ。
(誰も聞いてない)

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