私が中学生の時にハマって、それ以来ずっ〜と大好きな作品。
1巻から読み直して最終巻を読む!って決めてたので、去年はちょっと忙しく、随分間があいてしまいました。。
でもやっと、昨日結末を読むことができました〜。

もう非常ぉに切ないっっ(TдT。)
昨日深夜読んでたんだけど、あまりの切なさに暫く眠れなかったよ・・・
このお話はファンタジーでミステリーものだから結末は極端な“明”か“暗”に別れると思ってたけど、、
とんでもなく壮絶でしたわ・・・・。

すごく繊細で複雑な物語。
甲田先生ならではのお話。

私この本との付き合いはもう5年弱だし、そうとうキャラに感情移入が激しかった。
とくに亜紀ちゃんって子。
彼女は回転が早くて誰よりも強くてそして誰よりも脆い、諸刃の剣を持つ子。
結局、恋愛感情を抑える理性をとってしまい、・・・言えなかったんだよね、最期の最期まで・・・。(ぁ〜切ない・・・)

後は、魔王陛下・空目恭一。彼は自分の死にも頓着せず、自分を含めた人間全てに期待を持っていない、冷淡な彼が・・・。結末を迎える過程で人間臭く見えたのは私だけかしら・・・。
・・・魔王様ぁ・・・・;;;(涙)

終わり方はちょっとショックだったな〜そう終わっちゃうんだ〜・・・って。主人公が誰だか読めてなかったしさ。
でも、これ以外の結末はやっぱり考えられないとも思う。
お話はこれで終わっちゃったけど、登場人物一人一人の物語はこれからだと感じましたw
番外編読みたい〜ぃ。。。

是非、興味のある方、読んでみて下さいw
■1巻のあらすじ■
物語は『感染』する。そして徐々に、現在は『異界』喰われている。
これは現代の『神隠し』の物語。 その少女に関わるものは、誰もが全て『異界』へ消え失せるという怪異な都市伝説。 幼い頃『異界』から生還した過去を持つ少年――空目恭一。 常に黒づくめの格好をしている彼は、 傲慢な態度とオカルトに関する圧倒的な知識量から「魔王陛下」と呼ばれ変人扱いされていた。
そんな空目恭一が、一人の『神隠し』の少女と出会ったとき……!


かなりオカルト嗜好な本ですし、ちょっと難解かも。それに巻が進むにつれて空想部分は抽象的でも現実的な痛みの表現はかなりグロいです。とっても引きずられます。
そこがいいんだけどね★  

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