行ってきました!日比谷公会堂で行われたゲド戦記試写会。
宮崎駿監督の息子さん、宮崎吾朗監督の初監督作品。
感想は、、、
一番に言えることは、伝えたいテーマがダイレクトに伝わってきたってことかな。大賢人ゲドの言葉はきっと多くの人にすごく伝わると思う。私もかなり感動させられたし、考えさせられた。実際、何回も号泣ってわけじゃないけど、すぅーって涙が出たし。
でも心の世界、心象風景の場面が大胆に展開されてるんだけど、正直わかりやすいというか安っぽいというか・・・・。実際、ツッコミどころはいくつもあったり。
“戦記”もののイメージが強いから、戦闘シーンがあるのかと思いきや、そうでもなかったし、主人公はアレン君(C.V@岡田准一くん)なんだけどなんか曖昧ー。キャラもどこかで見たような・・・。
後、気になったのは最近のジブリの傾向として、ラストに近づくにつれて絵が雑になってるのが見受けられたました・・・・残念。
私の中の点数言っちゃうと、、、
100点満点で70点。・・・・←かなり無理して評価(苦笑)
でも友達は良かったーって言ってたし、賛否両論ってことで。
■物語■
物語の舞台は、多島海世界”アースシー”。
荒れる海の中をローリングしてくる一隻の帆船。船長は風の司に海を鎮めるように命じるが、司は、どうしても海と風の真の名を思い出すことができない。
そして、突如、暗雲の中から二匹の竜が現れる。二匹は共食いをしていた。西の果てに棲む竜が、人間の住む世界である東海域に現れ、さらに食い合うなどあってはならぬことだった。
世界の均衡が崩れつつあった。
ハイタカ(真の名:ゲド)は、世界に災いをもたらすその源を探るたびの途中にあった。かつて、血気にはやる傲慢な山羊飼いの少年だったハイタカもいまや壮年となり、世界でもっとも偉大な魔法使い、「大賢人」と呼ばれていた。
旅の途中、彼はエンラッドの王子アレンと出会う。父王を刺し国を出た少年は、「影」に追われていた。世界の均衡を崩し、人の頭を変にする災いの力はアレンの身にも及んでいたのだ。影から逃げまどい、心の闇と向き合うことのできないアレンの姿は、まるで若き日のハイタカのようだった。
谷を下り、山をめぐり、農民が土地を捨てたいくつもの廃墟、ホート・タウンにたどり着く。
多くの人でごったがえす街では、職人は技を忘れ、売られているものはどれもまがい物ばかり。奴隷の売買が行われ、路地を一歩入ればハジア患者がたむろしていた。人々とはせわしなく動き回っているが、みな目的を失っているように見えた。その目に映っているものは、夢か、死か、どこか別の世界だった。
探索を進める二人は、ハイタカの昔馴染みであるテナーの家に身を寄せる。かつてテナーは少女の頃、アチュアンの暗黒の墓所を守り続けていた巫女であり、ハイタカがそこからエレス・アクベの腕輪を奪還した際、彼によって自由と光の世界に連れ出されたのだった。そして、彼女の家には、顔に火傷の痕の残る少女テルーが住んでいた。親に捨てられたテルーは、心に闇を持ち,折にふれて自暴自棄になるアレンを嫌う。
日々畑仕事に汗を流し、自然との関わりの中で、世界の森羅万象がすべて均衡の上に成り立っていることをハイタカから諭されるアレン。そんな彼にテルーも、しだいに心を開くようになる。しかしその間にも、アレンの影への恐怖はつのり、影に追われる夢にうなされるようになる。
ハイタカは、クモという魔法使いが生死両界の扉を開け、それによって世界の均衡が崩れつつあることを探り出す。「ハブナーのクモ」と呼ばれたその男は、その昔、人が金を払いさえすればバルンの「知恵の書」を使い、望み通りの人間をあの世から呼び出していた。師の魂を呼び出され憤った若き日のハイタカは、泣き喚いて抵抗するクモを無理やり黄泉の国まで連れて行き、恐怖の底に突き落とした。その後クモは、改心を装って西へと去ったが、その心の底ではハイタカへの復習を誓っていたのだった―――。
宮崎駿監督の息子さん、宮崎吾朗監督の初監督作品。
感想は、、、
一番に言えることは、伝えたいテーマがダイレクトに伝わってきたってことかな。大賢人ゲドの言葉はきっと多くの人にすごく伝わると思う。私もかなり感動させられたし、考えさせられた。実際、何回も号泣ってわけじゃないけど、すぅーって涙が出たし。
でも心の世界、心象風景の場面が大胆に展開されてるんだけど、正直わかりやすいというか安っぽいというか・・・・。実際、ツッコミどころはいくつもあったり。
“戦記”もののイメージが強いから、戦闘シーンがあるのかと思いきや、そうでもなかったし、主人公はアレン君(C.V@岡田准一くん)なんだけどなんか曖昧ー。キャラもどこかで見たような・・・。
後、気になったのは最近のジブリの傾向として、ラストに近づくにつれて絵が雑になってるのが見受けられたました・・・・残念。
私の中の点数言っちゃうと、、、
100点満点で70点。・・・・←かなり無理して評価(苦笑)
でも友達は良かったーって言ってたし、賛否両論ってことで。
■物語■
物語の舞台は、多島海世界”アースシー”。
荒れる海の中をローリングしてくる一隻の帆船。船長は風の司に海を鎮めるように命じるが、司は、どうしても海と風の真の名を思い出すことができない。
そして、突如、暗雲の中から二匹の竜が現れる。二匹は共食いをしていた。西の果てに棲む竜が、人間の住む世界である東海域に現れ、さらに食い合うなどあってはならぬことだった。
世界の均衡が崩れつつあった。
ハイタカ(真の名:ゲド)は、世界に災いをもたらすその源を探るたびの途中にあった。かつて、血気にはやる傲慢な山羊飼いの少年だったハイタカもいまや壮年となり、世界でもっとも偉大な魔法使い、「大賢人」と呼ばれていた。
旅の途中、彼はエンラッドの王子アレンと出会う。父王を刺し国を出た少年は、「影」に追われていた。世界の均衡を崩し、人の頭を変にする災いの力はアレンの身にも及んでいたのだ。影から逃げまどい、心の闇と向き合うことのできないアレンの姿は、まるで若き日のハイタカのようだった。
谷を下り、山をめぐり、農民が土地を捨てたいくつもの廃墟、ホート・タウンにたどり着く。
多くの人でごったがえす街では、職人は技を忘れ、売られているものはどれもまがい物ばかり。奴隷の売買が行われ、路地を一歩入ればハジア患者がたむろしていた。人々とはせわしなく動き回っているが、みな目的を失っているように見えた。その目に映っているものは、夢か、死か、どこか別の世界だった。
探索を進める二人は、ハイタカの昔馴染みであるテナーの家に身を寄せる。かつてテナーは少女の頃、アチュアンの暗黒の墓所を守り続けていた巫女であり、ハイタカがそこからエレス・アクベの腕輪を奪還した際、彼によって自由と光の世界に連れ出されたのだった。そして、彼女の家には、顔に火傷の痕の残る少女テルーが住んでいた。親に捨てられたテルーは、心に闇を持ち,折にふれて自暴自棄になるアレンを嫌う。
日々畑仕事に汗を流し、自然との関わりの中で、世界の森羅万象がすべて均衡の上に成り立っていることをハイタカから諭されるアレン。そんな彼にテルーも、しだいに心を開くようになる。しかしその間にも、アレンの影への恐怖はつのり、影に追われる夢にうなされるようになる。
ハイタカは、クモという魔法使いが生死両界の扉を開け、それによって世界の均衡が崩れつつあることを探り出す。「ハブナーのクモ」と呼ばれたその男は、その昔、人が金を払いさえすればバルンの「知恵の書」を使い、望み通りの人間をあの世から呼び出していた。師の魂を呼び出され憤った若き日のハイタカは、泣き喚いて抵抗するクモを無理やり黄泉の国まで連れて行き、恐怖の底に突き落とした。その後クモは、改心を装って西へと去ったが、その心の底ではハイタカへの復習を誓っていたのだった―――。
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